動画のコメント


 ニコニコ動画の特徴って言ったら、「コメントが流れる」ことにつきるわけです。僕はあれが好きなんですよね。皆で動画を見てる感があるじゃないですか。サークルの部室で仲間と一緒にビデオ鑑賞してた頃を思い出すものがあります。「今の作画すごいな」とか「ここ手抜きだなあ」とかわいわいとやってた頃が懐かしい。音楽のPVなんかはニコ動で見ると楽しいよね。みんなと同時に見てるわけじゃないんだけど、錯覚させるようなシステムの設計はすばらしいと思うです。

 で、動画投稿者の立場としてコメントをどう思うかっていうと、あんまりどうも思わなかったりします。そりゃ賞賛コメントがついたら嬉しいですが、それに価するような作品を投稿してないのは自分が一番分かってますし。批判米はそりゃ気分が落ち込みますが、まあしょうがないとすぐにわりきって動画を非公開にしちゃいますし。あれ?、なんだかんだでコメントに行動が左右されてるのかな? でも、コメントが付かないから落ち込むってことはないですね。

 ていうかさ、ボカロ関係の動画はほっといてもそれなりに再生されるから、動画作成者としては有りがたいもんですよね。僕はMADなんかも作ったりしますが、それは再生数10いかなかったりするからね(笑) カラオケ動画だとそれなりに再生されるかなあ。でも、あれはコメント付かないのがデフォみたいなとこあるしね。歌うのの邪魔になるじゃないかというアレで。

 そういや僕はYouTubeにも動画を置いたりしますが、あれはコメント付くと嬉しいですね。「僕の動画がアメリカまで届いた!」という興奮が味わえます。コメントなくても、insightで再生地を確認するだけでも面白いですし。あそこに動画を投稿すると、結構、海外で再生されるもんなんですよね。学生の時分であれば、自作したもののリーチなんてサークル内でしかなくて、世界に発信できるようになるなんて考えたこともなかったですよ。いい時代になったもんだ。

 話をニコ動に戻すと、コメントって基本的に絵につきますね。音でどんなに頑張っても付きづらいような印象です。まあ、動画サイトなのですし、それは仕方ない。あと、突っ込みどころを作ってあげることも大事ですね。制作者としてはあからさま過ぎるかなあと思いつつも、ここがコメント場所ってのを作ってあげるとコメントが付きやすくなるような感じです。まあ、草もたくさん生えがちになるんで、いいことなのかどうかわからないですが。

 まあ、へんな小細工をしてるとコメント乞食と呼ばれるようになるのかもしれんですし、地道に動画の精度を上げる努力するしかないんでしょうかね、コメントを増やすには。