「Kokomo」feat.巡音ルカ with VOCALOIDs

　動画の主コメントなどで「最初はルカの英語DBを使用してましたが挫折してカタカナ英語です」というのを見かけるのですよ。特に合唱系というか複数のボカロを使った動画に多いような印象です。では、僕もいっちょその難関にチャレンジしてみるべと作ったのが上の動画でございます。

　いやはや。やはりルカ様の声が浮いちゃいますね。声質の問題もあるのでしょうが、やはり音素が違うのが大きいようです。これは海外ボカロに日本語の歌を歌わせて合唱させた時と同じなのかな。ネイティブが上の動画を観たらどういう反応か気になるところなので、もうちょっとブラッシュアップしたらYouTubeにも投下してみようかと思ってます。

　ちなみにボカロ全員がほぼすっぴん調教です。日本語ボカロの3人については英語に聞こえるようには弄ってません。いや、がくぽのソロの部分だけちょっぴり弄ってるか。でも、あとは無調整。コーラスって個々で頑張る過ぎると全体で不調和になるようなので、難しいです。合成の誤謬ってやつか。全体の最適化って難題ですな。

　英語ルカ様も基本的にすっぴん状態です。リンact2と遊んでて思ったのですが、ミクさん以外のすっぴん調教はDYNを高めで維持してあげると吉のような気がします。「腹から声を出してる」感が少しは出てくるように思うんですよ。でも、「日本語の下手な韓国人が歌ってる」感もでてくるんで、そこらへんはDAWのエフェクトでごまかしたりする方向で。

　英語ルカ様は非常にウィスパーボイスですので、今回はDYN100を基本にして歌ってもらってます。後はどうにも気になるとこだけをちょこっと調整。ここまでDYN上げちゃうと一本調子感が強いですが、まあしょうがないですかね。ここをなんとかするDTMテクは僕にはないです。

　でも、ボカロをたくさん使って歌わせてるだけでなんだか幸せな気分になったので僕的には良し。