「Puff,the magic dragon」feat.巡音ルカ

 色々やろうと思うと暇なようで時間が足りない。

 前振りとは関係なく、今日は先日作ったパフの動画の話です。これは作る時に原曲を全然聴かないで作ったんですよ。あらためてPPMの歌声を聴いてみると記憶と全然違いますね。もっと跳ねるように歌っていたようなイメージだったんですが、割と滑らかな感じ。レガートって言うんですかね、そういう歌い方なんですね。

 で、再度ルカさんの歌声を聴いてみると、これって僕がパフを歌う時の歌い方じゃんね。「And frolicked in the autumn mist」のところで「インッジッ」って跳ねるのは正しく僕だなあ。一緒に歌ってみて気づきました。息継ぎの場所も割りと僕っぽい。だから、今回のルカさんは僕にはものすごく自然な歌い方に思えるんですけど、聴いてる人はどうなんですかね。ネイティブの人は不自然に感じたりするんだろうかな。外人が日本語の歌を歌ってると、変なとこで発声を切るなあとか思うもんね。

 でもさ、ボーカロイドの調教ってのは僕の中にあるものしか出てこないんですよね。当然の話ではあるんですけど。脳内の理想の歌い方に近づけていく作業こそが調教なのだと言えます。で、僕が調教下手なのは理想の歌い方ってのをイメージする能力に欠けてるからなんだろうなあ。だって、僕は音痴ですし。でも、自分で楽曲を歌いこんでから調教開始すれば、上手い/下手はともかく、自然にはなるのかな。今回の制作でそんなことを考えました。

 ところで、英語も不得手な僕なので、英語ルカさんに歌ってもらうのは自分が歌える曲ばかりとなります。いやさ、譜割とか未だに良くわかんないしね。オリジナル曲で英語ルカさんを使ってる人を尊敬しますですよ。んで、知ってる曲と言うとどうしても懐メロになってしまうわけで。でも、投稿動画にじいさんホイホイとタグが付いたのは初めてだなあ。確かにPPMの面々は爺さん婆さんですけれども。

 だがしかし。中高の頃に覚えた英語の歌って音から入ってるから、完全に空耳で覚えてるんですよね。タモリさんだったかが「パフ・ザ・混ぜこぜドラーえもん♪」と空耳で歌ってましたが、僕も歌う時はそんな感じです。だから、今回のパフはリンの歌い方が僕が実際に歌う時にもっとも近いかも。実は「frolicked」ってどんな意味だか未だに知らないとかは秘密で(笑)