聴き専であるところの俺


 6月に入ってから生活が慌しくて、ええ、まあ、主にバイオハザード5をやりはじめたりなんかしたせいなんですけれども、とにかく自由時間というのが減っていて、RSSリーダを使ってライフをハックルしながらネット巡回の時間を圧縮したりもしてるんですけど、ともあれ趣味に割ける時間が減っているのです。やりたいことばっかりありすぎるのに、どうにも時間が足りない。

 そういう中でなんとなく、ボカロ関係、DTMMMDを全然やらないでいて、2週間くらいがが経過してるんですね。飽きたとかそういうのは全然なくて、試してみたいことは山ほどあるんですけど、ま、何となくミクさんたちと遊んでないのです。こんなにボカロから離れてるのは一年ぶり以上であって、新鮮と言うか、ボカロ以前の自分の生活ってこういうもんだったんだなと感じています。ネットもあんまりやらなくて、本を読んだりDVDを読んだりが余暇のメインになってます。実に普通のおっさんだ。

 で、今の僕はただの聞き専であるところのボカ廃となってるわけですが、実はそれほど聴いてない。て言いますか、僕はもともとボカロ曲をあんまり知らない。たまに偉そうなことをこのブログに書いてるのにね。てへり。いや、マジであんまり知らないんだよね。以前、元マイミクさんがボカロカラオケってのを開催してて、セットリストを拝見したんだけど、半分もわかんなかった。「EXIT TUNES PRESENTS Vocarhythm feat.初音ミク」なんかも買ったんだけど、聞き覚えのある曲はあんまりなかった。えー、嘘ー?って感じでしょ?

 なにしろボカロオリジナル曲ってのをほとんど聴かないからねえ。「ダブルラリアット」は男の人が輪っかの中でグルグルしてる動画で初めて聴いたくらいでして。「ルカルカ★ナイトフィーバー」はちびミクsが三輪車で駆け抜けてるMMDで動画で聴きました。流行ってる曲の元動画ってほとんど観たことないんじゃないかな>僕。曲の名前だけはなんとか知ってるのはボカロ界隈のブログを巡回して情報を得ているからでありまして、これが噂の『読む音楽』ってやつですか? 違いますか? そうですか。

 流行のボカロ曲を聴かない理由は二つあって、ひとつは僕はオタクであるがゆえに流行りものには背を向けていたいから。みんなが聞いてるから僕も聞くなんて行動様式は下の下ですよ。「あんなののどこが良いのかわからん」と嘯きつつ、自分だけの宝物を探すという中二病的行動こそ望ましいのです。

 もうひとつはボカロに音楽を求めてないってことですかね。ボカロ界隈のブログを眺めてると有名Pの音楽性の凄さの話ばかりが目に付いて、ふーんって感じです。いや、馬鹿にしてるわけでもないんだけど、僕は音楽聴きたいときは普通に人間のアーティストの曲を聞くなあ。でも、ボカロと遊ぶ以前よりは音楽を聴く機会は増えてるのも確かで、なんなりと影響は受けてるのかもですけど>僕。以前はドライブのBGM以外で音楽に接すること少なかったからなあ。割と「no music,no life」って言葉から程遠い僕です。

 しかしまあ、聴き専ってやっぱり楽だね。適当に動画を開いて、気に入ったら「GJ!」とか書き込めばいいだけだもんね。僕が作る程度のレベルの動画でも、それなりに時間と労力を投下するので、今の状態はまったくもって楽チンだなあ。しばらくは聴き専を続けて、たまにこういうエントリを上げる生活をしようかと考えております。ま、そのうちにまたなんかやりたくなったりするでしょう。その時まではのんびりまったり。